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モロッコ
モロッコのドアはアートのカンバス

モロッコは映画「カサブランカ」の舞台ということで是非一度行ってみたいものだと思っていたが、こんなに魅力あふれる国とは知らなかった。アート的なセンスが抜群なのだ。
私が最も惹かれたのは家々の出入り口にある絵柄の入った鉄扉だ。模様の輪郭を薄い帯鉄で縁取り、そこに色を入れているが、ひとつとして同じデザインのものはない。ほとんどは幾何学的抽象文様だが、中には不思議な曲線の文様もある。ミロ風あり、カンジンスキー風あり、ピカソ風ありと実にさまざまで現代アートそのものなのだ。

モロッコ人はなぜこんなにドアにこだわるのだろうか。建物の外壁自体は日干し煉瓦の上に土を塗っただけで個性と装飾性に乏しいから、ドアにその家の自己主張を収斂させたからではなかろうか。この国独特の赤みを帯びた荒い塗り壁と装飾的なドアの取り合いがまた雅趣に豊み、感性に訴えてくる。

もっともドアのほかに窓格子も素晴らしい。これも家ごとにみんな違い、すべてが繊細で現代性あふれるグッドデザインなのだ。要するにモロッコ人は開口部にこだわりを持つ人種なのだろう。このドアと窓格子だけで一冊の素晴らしい写真集が出来そうに思った。

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