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エジプト
ヌビア人の家

 カイロには「死者の町」と呼ばれる区域がある。ちょっとおどろおどろしい名前だが別にゾンビが住んでいるわけではなく、中世以来のカイロ市民の墓地である。歴代の貴族が造った霊廟がいくつもあり、一見に値する。今ではこの地域に低所得層の人々が住み込んでいて迷路のように入り組んでいる。帰国する最終日、自由時間を利用して足を運んだ。そこで私は思いがけない発見をした。ヌビア人の住む家で、これぞ私が今度の旅で捜し求めていたものだ。
  ヌビア人はエジプトの南部に住む種族で、誇り高く信仰心に篤い。イスラム教の信徒として一生に一度、メッカに巡礼することを願っている。それを実現できた家ではそのことを表すために家の外壁に絵を描く。飛行機で行った家では飛行機の絵、船で行った家は船の絵、バスで行った家では面白いことにラクダの絵を描くのだそうだ。
  そんな壁絵を是非見たいものと願って旅を続けたがチャンスがなく、とうとう最終日を迎えてしまった。その絵にまさかこんなところで遭遇しようとは思わなかった。これぞアラーの神の采配だろうか。独特の線と色で描かれていて雰囲気がある。飛行機、船、ラクダの三つとも描かれているのは三つとも利用したという意味だろうか。

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