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ウズベキスタンの旅は道連れ
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 アメリカのアフガニスタン攻撃以来、その周辺国の一つとしてにわかに注目されることになったウズベキスタンだが、以前はどこにあるのか知らない人が多かったのではなかろうか。実は私もその1人だが、そのウズベキスタンに2001年の5月、偶然旅をすることになった。そんなわけでその後の国際情勢において、この国の臨戦国としての情況にはいささか関心を持たざるを得なかった。

  私はサインのひろい歩きを目的に毎年のゴールデンウイークは海外旅行に行くことを楽しみにしているが、その年はお目当てのツアーが土壇場で催行中止となってしまった。仕方なく代わりのツアーを探したが、それが、希望していた国どころかどこもみつからない。海外のツアーの場合、通常40日前に申し込みを締め切る。それ以降はホテルや航空機の予約の関係上割り込みが難しい。旅行代理店各社のパンフレットで数あるツアーの中からめぼしいものを当たったが、出発希望日まで30数日のその時点では催行中止になったか、予約打ち切りかのどちらかしかない。最後の切り札、私の従姉妹が小さな旅行社をやっているので、どこでもいいから空いているツアーを探してくれと頼んだら、敦煌かウズベキスタンならOKとのこと。敦煌はちょっとハードだし、お目当てのサインはありそうにもない。ウズベキスタンは出発が関西空港とあってちょっと面倒だがここならサインも少しはありそうなのでこれに決めた。しかし、正直なところこの国についての私の知識はゼロに近かった。

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  旅行社から正規便が満席となったのでわれわれは臨時便で行くことになりましたと連絡があった。あまり知られていないこの国のツアーがなんでまたそれほど人気があるのかと不思議だったが、その謎は当日空港に行ってみて初めて解けた。出発は4月28日。その日が関空とウズベキスタンの首都タシケント間に定期便が就航した初日だったのだ。そのため、多くの旅行社がこぞって記念のツアーを企画していた。

  「祝・関西空港−タシケント定期便就航」とパネルの掲げられた搭乗ロビーで待っていると関係者や報道陣が集まって来てセレモニーが始まった。スピーチの後ウズベキスタンの民族舞踊が披露され、後ろの方でそれとなく見物していると関西テレビのリポーターがカメラマンを従えて近づいて来た。「どうしてこのツアーに参加したのですか」との質問に咄嗟のことで「これしかなくて」と応えたが、考えてみればこれはボツ間違いなしだろう。

  中央アジアに位置するウズベキスタンはその昔、シルクロードの要路として栄え、アレキサンダー大王やチンギス・ハン、ティムールなどの英雄が覇を競った壮大な歴史をもつ。そんな栄枯盛衰の物語や今も残る華麗な建築群に私の関心も高まってきた。
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