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ネオン煌く砂漠の幻想都市・ドバイ、アブダビの都市とサイン(アラブ首長国連邦・ドバイ)
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 その都市景観にはサインも豊富であった。高層ピル最上部に近い壁面のビルサイン、低層ビル屋上の媒体サイン、そして商店街の欄間サインと、その掲出量はどんな国の都市も凌駕するほどである。ビルサインはあくまでもシャープでセンスよく商店サインは華やかに、そのどれにもネオンがふんだんに使われていて賑やかな点滅の表現方法も日本とほぼ変わらなかった。
  アラブ首長国連邦の人口の8割は東南アジアやインドからの出稼ぎ外国人で占められ、自国の人間はたった1割に過ぎないという。(残る1割は他のアラブの非産油国からの出稼ぎ者)彼らは企業のマネージメントや役所の管理職にしか就かず、肉体労働や雑役に従事するのは全て外国人。いわば、この国を底辺で支えているのは外国人ということだ。従ってこの国の常用語は英語である。
3:公園で憩うアブダビ市民と対岸の遠望
そんな事情からサインのほとんどがアラビア語と英語の両方で表示されている点が先ず注目された。その点、限られたスペースに出来るだけ大きな文宇を表示する必要のある媒体サインでは点滅で両者を使い分けているものが多く見受けられた。これも点滅ネオンの利点だろう。
  われわれは先ずアブダビの夜景を見物することにした。アブダビはドバイから約150キロ、片側5車線の素晴らしい高速道路で結ばれている。ドバイがクリーク沿いに発展した都市であるのに対して、アブダビはアラビア湾沿いの入り組んだ入り江に面してつくられた都市である。海際には美しい公園と散策路が伸びていて市民が三々五々のんびりと集っている。入り江の対岸から海を隔てて遠望する高層ビル群の連なりはとても砂漠の国の風景とは思えない。 街の広がりは意外に深く、タ暮れの繁華街は時折ビルとビルの間に顔を見せるモスクを除けばロサンゼルス市内の光景と何ら変わるところはない。違うのは通りを歩く人たちの服装と異様なネオンの多さだけであった。
4: スーク・ムーシッドのサイン

  さて、期待のスーク・ムーシッドだが、ここはドバイの下町商店街といった感じの地域で、携帯電話やオーディオなどの電気製品を扱う店が多いが、その他衣料品店や日用品店など各種雑多な店が一帯に広がり、大変な賑わいようであった。大通りも車の洪水で、向こう側に渡るのが簡単ではない。この国の大部分を占める低所得の外国人が客となっていることは容易に推察できる。各店舗は一様に軒上の壁面に間口一杯のサインを掲げているが高さは1.5m程度と日本のものに比してかなり大きめである。 FFシートの内照式あり、電飾あり、ネオンサインありと形式は様々だが、その派手なことといったらない。秋葉原の電気街とパチンコ屋のサインを足して二で割った感じか。まさに光の洪水、点滅のオンパレードでクラクラしそうだ。黄色、緑、紫といったアラブ独特の配色を流れ点滅させたものも多く、ちょっとどぎつい。
5: 派手な点滅とアラブ独特の配色
ここばかりは上品というわけにはいかない。シートサインの周囲をネオン管で囲い、点滅させたものも多く見受けたが、これは日本ではあまり見られない方式だ。流石に調光システムはまだ導入されていないようだったが、あれは柔らかな光を好む日本ならではの表現かも知れない。
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